──大丈夫かい、少年?
a short fantasy escape 記憶の交点 ― 忘れたふたりの、脱出譚 ― 魔物に襲われる少年を、とっさに庇った。 気づけばそこは、見知らぬ場所。 ――なぜこの子は、どこか懐かしいんだろう。 story ものがたり 「――大丈夫か、少年」 それが、すべての始まりだった。 駆け出しでも歴戦でもない、ごく普通の冒険者だったあなた。 道端で魔物に襲われる少年カイルを助けた次の瞬間、 ふたりは光に呑まれ、どこでもない場所へと放り出される。 出口はない。案内人もいない。 けれど進むほどに、景色は少しずつ「誰かの記憶」の色を帯びていく。 小さな親切は、誰かの人生を変えていた。 それを、当の本人だけが覚えていない。 cast 登場人物 the boy · 12 カイル {{img:少年}} どこにでもいる、元気いっぱいの男の子。好奇心旺盛で物怖じしない。異空間ですら「なんか面白そう」と笑ってしまえるほど前向き――だけど、ある記憶に触れたとき、その表情がふと陰る。 「おねーさん/おにーさん、こっちに道あるよ!」 the traveler · you あなた お人よしで、どこか飄々としたひとりの冒険者。性格も呼び名も、あなた次第。考えるより先に手が伸びる――そんな人だから、あの日も少年を助けられた。 セリフも、選び方も。すべてはあなたが紡ぐ。 path 四つの場所 (タップして開く) ● 境界の回廊 まだ誰の記憶にも属さない、色のない狭間。歩き方を思い出すところから。 ● 灯る森 鮮やかで、少し歪んだ記憶。カイルの表情が変わり始める。 ● 霞む街道 輪郭の掴めない、あなた自身の記憶。近づいて、確かめて。 ● 重なる場所 ふたつの記憶が、ひとつになる。ここが、帰り道。 出口は、思い出の中にある。 さあ、いっしょに帰り道を探そう。 — the whistle still remembers the sound it never made — 記憶の交点 ― A Short Fantasy Escape
制作者: wa_umi_da
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